宗延 小堀正寿について
■人物像
享保19年(1734)、父・小堀仁右衛門惟明の次男として京都に誕生する。
祖先は遠州の弟・仁右衛門政春で、代々仁右衛門を名乗り京都代官を勤める家柄であった。
5世宗香は嫡子に不幸が多く、政寿を養嗣子として幕府に願いで、9歳の時宗香と父子となった。
母が宗香の娘であるので、祖父と孫の関係になる。
しかし、養父である宗香に実子が誕生し、その後無事成長したため、
19歳で退身して家督を譲り、領地である小室に住した。
茶法を養父宗香から習得し、また小堀家茶道頭の富岡友喜等と親しく交わり、
遠州茶道の精進があったが、作品等で伝来しているのは極めて稀である。