宗本 小堀正和について
■人物像
文化10年(1813)に父宗中が未だ浪々の身で孤篷庵にて生まれる。
茶法及び書などは、父宗中に学んだ。
16歳の時、家が再興し、幕臣の子となってからは、父の交友関係の広がりとともに、
文芸・芸術方面での学修の道は 大きくなり、絵は狩野派を習熟した。
伝来している作品を見ると、父宗中の書風を学び、遠州の筆跡も会得していることがわかる。
「以宗甫筆宗本書之」という 書き方がなければ、流祖遠州と見まごう作品もあるほどである。
父と共に、名器過眼禄及び古文書の整理や茶書の相伝などにも携わった。