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惺斎 敬翁宗左  について

■人物像

幼名は与太郎、後宗員となり、明治二十五年父碌々斎の隠居とともに

家元十二代となり宗左を襲名した。大徳寺牧宗和尚より惺斎の号を受けた。

年少の頃は碌々斎とともに、茶の不振時代を経験したが

やがて明治末年より大正の茶道隆盛期を迎え、東京・大阪に出張所を作るなど

次第に家元の盛大を計った。

碌々斎の歿後は、明治の大火災後の復興に努力し、大正二年不審庵を再建。

同十年には松風楼を新築した.

■時代背景

明治末から昭和まで三代にわたり、利休居士以来の茶の正統を守り、

新しい時勢におもねらず、自ら信ずる道を貫いた。